キング牧師の記念碑 [雑記]
時満ちてというべきでしょうか、ワシントンのナショナル・モールにキング牧師の記念碑がオバマ大統領によって建てられたというニュースです。この記事を見て、20年前にアトランタにあるキング牧師の生家を訪ねた時のことを思い出しました。
しかし、アメリカの公民権運動はわずか半世紀前の出来事だったということが信じられないですね。WASPからの目の敵であったアイルランド系カトリック出身のケネディ大統領、そして初の黒人系大統領の誕生とアメリカのデモクラシーには本当にエネルギーがあるなあと感じさせられます。
それに比べ、日本の政治の体たらくには……。やはり有権者がしっかりしないと何も変わらないのでしょうね。
狐の顔 [雑記]
初めて見た花なので、いつも活けて下さっているA姉にお聞きして教えて頂きました。
アメリカ産の花のようで、アメリカ人には狐の顔に見えたんでしょうかね。日本では鳥のカナリアが止まって見えることから「カナリアナス」とも呼ばれているようです。
また、花の下を覆うように置かれている瓦も、A姉がご自分で焼かれたそうです。
花と良くマッチしていますね。
どこの教会でもそうですが、色々な工夫をしながらお花の奉仕をして下さり、感謝です!
石川啄木と尾崎豊 [雑記]
9/18に大分教会と別府教会で説教をする機会が与えられたのですが、その時の福音書の日課はマタイ福音書18:1~14でした。説教黙想の中で思い浮かんだ一つの短歌があったのですが、それは石川啄木の『一握の砂』に収められている一首でした。
「人ひとり得るにすぎざる事をもて
大願とせし 若きあやまち」
という句です。
『一握の砂』は若い頃に繰り返し読みましたが、その時は、この句のことを心に留めることはありませんでした。この句の存在を意識するようになったのは、最近ある事実を知ってからであります。
それは、20年ほど前に、尾崎豊というカリスマ的人気を誇ったシンガーソングライターが26歳という若さで亡くなりましたが、彼の死後発見されたノートに、この句が記されていたということでした。
尾崎豊は、私よりも一級下になりますが、同じ1965年生まれということもあり、同世代の心の叫びを歌った彼の曲には、引きつけられる魅力がありました。そして、この才能豊かな二人の詩人、石川啄木と尾崎豊は、共に26歳の4月にその生涯を閉じるという不思議な共通点があったことも、その時に知りました。
この句からどのようなことを考えたかは、下記に原稿をアップしましたので、興味のある方はご覧下さい。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/ayutaro/Message20110918.pdf
豊後府内のザビエル像 [雑記]
その県庁前の通りには、遊歩公園があります。これはかつて府内城があった城址公園から南に向かう長さ約400m、幅約10mの南北に細長い公園で、遊歩道に沿って、十数体の彫刻、記念碑が点在しています。特に中世の府内(現在の大分市)に開花した南蛮文化を記念するものも多いのが特徴です
城址公園はワンコの散歩コースとなっており、野村先生のお宅の二匹の娘達も毎日元気に散歩に行っています。(^_^)
その最も城址公園に近い所にある、フランシスコ・ザビエル像を今日は紹介致します。
バックには世界地図が描かれており、日本までの航路が示されています。
ザビエルは1549年に日本に到着しますが、大分(豊後)にやってくるのは1551年のことでした。そこで大友宗麟と出会い、活発な宣教活動を行うことが出来たのでした。
この彫像の作者は佐藤忠良で1969年に作られたものだそうです。
佐藤忠良といえば宮城県の出身で、宮城県美術館には佐藤忠良記念館も併設されています。いやーこんな所で、再び佐藤忠良の彫像を見ることが出来るとは思いませんでした!
大分の夏祭り「府内戦紙」 [雑記]
私の出身の仙台では8/6~8に行われる七夕に先立って、今宵は花火大会が行われます。そして、ここ大分では、今宵、夏祭り「府内戦紙(ふないぱっちん)」が行われます。
大分市は江戸時代には府内藩二万石が置かれ、現在でも城址近辺は府内町と呼ばれています。
そして「戦紙(ぱっちん)」とはメンコのことだそうです。たしかに地面に叩きつける時の音を表していますね。私の郷里である宮城ではメンコのことをバッタンと呼びました。これもまたメンコをひっくり返す際の擬音から来ています。
しかし、この「府内戦紙」はメンコをするわけではなく、祭りとしては下の写真のように青森のねぶたを模したものです。
今年で27回目という事で、町おこしの一環で大分商工会議所青年部の皆さんが考案したものだそうです。(詳細はhttp://www.oita-yeg.gr.jp/patchin/2011/shiru/history/ を参照ください)
山車の絵が、昔のメンコの絵柄に似ていたことから府内戦紙と命名されたそうです。
今日は台風の影響からか、午後から雲行きが怪しくなってきた大分ですが、盛り上がるといいですね。
本の「バベルの塔」 [雑記]
今日は授業が二コマ、教会員の方の葬儀が入り休講になってしまいました。
昨日何とか、レポートも提出でき、後は宣教研修に向けての荷造りに専念出来ます。
ということで、先ずは本類から取りかかろうとしたのですが、始めると、これも持っていきたい、あれも必要、普段読めないあの本も持っていこうかなどとさっぱり捗りません(笑)。
私も本好きで、若い頃から買い集めて来ましたが、神学生になると揃えなければならないものが多く、古本を中心にすごい勢いで増殖中です。そんな中、昔のニュースを見ていたら上のような記事が目にとまりました。3万冊の本で作った「バベルの塔」だそうです。 形からしてブリューゲルの絵をまねて作ったのでしょうか、天にまで届かせようとした人間の業の悲喜劇ですね。
自分の母国語であるドイツ語へ聖書翻訳を行ったルターは、「聖書はその中にキリストが横たわっている飼葉桶である」と語りました。そして聖書こそが最も大切な書物であり、神学書は聖書に近づくためのものであり、厳選した良書のみを読むべきであると勧めています。ところが現実は、神学書のおかげで聖書から離れていこうとしていると嘆き、聖書のみが私たちの働くべきぶどう園であると16世紀に既に語っています。この警句は、現在の神学徒にも耳の痛い言葉ですね。神学の勉強が忙しくて、聖書を読む暇がない、というのはサタンの仕業に違いありません。
いつかは私も本の断捨離を行って、聖書一巻だけでいけるようになりたいと思います。
ローマ法王がツイッター・デビュー [雑記]
何気なくニュースを見ていたらびっくり!
ローマ法王がツイッター・デビューとあるではないですか。
記事によれば、若者向けアピールとのことですが、すごいですねえ。。。何と言ってもルーテル教会の総会議長や事務局長がツイッターやるのとはインパクトの違いがあります。
どのようなメッセージが今後発信されるか楽しみですね。ちなみに言語はやはりラテン語なのだろうか?
英語だったら講読してみたい気がします。
留守番しながら「説教黙想」中です [雑記]
今日は娘と二人お留守番をしています。
妻は朝から市川教会に、東教区の女性会長会に出席するために金賢珠姉と一緒に出かけました。一昨日は、大森姉に誘われて、東京老人ホームにボランティアにも行ってきたので、妻も最近は私よりも積極的に活動しています。
これも娘が大きくなって手がかからなくなったのと、昨年高齢で亡くなったレインの介護から解放されたこともあるでしょう。
牧師は神学生として、色々と研鑽を積んで準備しますが、牧師婦人はそのようなものがないので、妻にとってこのような形で色々なことを経験していくことはとても貴重な学びとなることでしょう。
今日は気温もぐんぐん上がって、娘は部屋でTシャツになっています。
そして、普段はケージの中のウサギのロクを、二階の部屋に放して思い切り遊ばせてあげることにしました。普段、あまり運動していないので、ひとしきり遊ぶと下の写真のように、すぐにバテて伸びてしまっています(^_^)。
一方、私の方は、5月8日に予定している説教の黙想をしています。
復活後のイエスが疑うトマスに現れる箇所です。受難節の中で、この復活後の出来事を黙想することは、とても大切なことだと改めて感じています。福音書に出て来る人々にとって、受難から復活までの出来事は連続した出来事であったからです。
ともするとすぐに、何をどう語るか考え、あまりにも早く説教に行こうとしてしまいがちですが、十分に時間をかけ自分の中で反芻するように、御言葉に思いを巡らす黙想は、手間暇をかけて作る手料理に似ていますね。
妻の誕生日と狸?騒動 [雑記]
今日は、妻の誕生日です。
そこで娘と二人で昨晩メッセージカードを作って、妻が寝た後に枕元に置いておきました。ところが、夜寝ていると一階と二階の間でなにやら小動物が暴れている様子です。以前から時折、そんなことがありましたが、物音がする程度でしたので放っておいたのですが、昨晩のはすごいのなんの(゜Д゜)。
あれは鼠なんて言うもんじゃなくて、狸か何かに違いありません。というのも、以前に何度か妻や娘が狸を庭で目撃しているからです。
しかし、東京23区内の首都高の近くで狸が出没する家って…… ご近所に聞いても、やはりいるらしいとのことです。普段は近くの公園にいるらしく、そこからあちこちに出没しているのではないかとのこと。ということで、朝に早速、押し入れの天袋から中を覗いて大きな声を出して脅かしたら、慌ててどこかに逃げていった風です。
ということで、やっと落ち着いたところで、バースデーケーキ代わりの洋なしのタルトを三人で食べました。(^^)
もしかしたら、妻の誕生日を祝いに来てくれたのではないかと、私は密かに思っているところです。
娘が読書競争で金賞を受賞! [雑記]
ある女性読者から、家族ネタが少ない!とのご指摘を受けました。そこで、一つ親ばかを発揮して小5の娘ネタを紹介します。
明日が終業式ということもあり、今日は色々とクラスで作成した図工の作品や、賞状などを持ち帰ってきました。その一つに、クラス全員が一年間の読書記録をつけてきた結果発表があり、見事娘が第1位で金メダルをもらってきました。途中経過では三番手ぐらいにつけていたようですが、一気に挽回しての一番に拍手を送りたいと思います。
4月からの一年間で、 「 396冊、53,825頁 」という結果でした!下の写真は、習字で書いたものの一枚ですが、正に今の東日本の人達に最も必要なものだと思います。
ところで、最近は省エネということもあり、リビングで皆過ごしていますが、私と娘は読書に没頭して、妻はあまり読書が好きではないので、一人でつまらなそうに新聞を読んでいます。
TVは被災地の凄惨な画面が、娘にあまり良くないと思って、最近は殆どつけていません。その代わりに手回し発電のラジオを聞いています。改めてラジオの持つ良さを感じている所です。