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本の「バベルの塔」 [雑記]

今日は授業が二コマ、教会員の方の葬儀が入り休講になってしまいました。
昨日何とか、レポートも提出でき、後は宣教研修に向けての荷造りに専念出来ます。
ということで、先ずは本類から取りかかろうとしたのですが、始めると、これも持っていきたい、あれも必要、普段読めないあの本も持っていこうかなどとさっぱり捗りません(笑)。
私も本好きで、若い頃から買い集めて来ましたが、神学生になると揃えなければならないものが多く、古本を中心にすごい勢いで増殖中です。そんな中、昔のニュースを見ていたら上のような記事が目にとまりました。3万冊の本で作った「バベルの塔」だそうです。 形からしてブリューゲルの絵をまねて作ったのでしょうか、天にまで届かせようとした人間の業の悲喜劇ですね。

自分の母国語であるドイツ語へ聖書翻訳を行ったルターは、「聖書はその中にキリストが横たわっている飼葉桶である」と語りました。そして聖書こそが最も大切な書物であり、神学書は聖書に近づくためのものであり、厳選した良書のみを読むべきであると勧めています。ところが現実は、神学書のおかげで聖書から離れていこうとしていると嘆き、聖書のみが私たちの働くべきぶどう園であると16世紀に既に語っています。この警句は、現在の神学徒にも耳の痛い言葉ですね。神学の勉強が忙しくて、聖書を読む暇がない、というのはサタンの仕業に違いありません。

 いつかは私も本の断捨離を行って、聖書一巻だけでいけるようになりたいと思います。

 

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