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日田ルーテル幼稚園のクリスマス会 [宣教研修]

12/17は日田ルーテル幼稚園のクリスマス会に出席しました。



前日に雪が舞っていたこともあり、道路状況を心配しましたが、問題なく到着することが出来ました。

会場はなんと、日田市民文化会館「パトリア日田」の大ホール! 一階と二階席を合わせて客席千名の大ホールで幼稚園のクリスマス会とは…… としばし呆然。地方都市の市民クリスマス並の規模ですねえ。

さて、全体は三部構成で、先ず園児全員がステージに勢揃いしてクリスマス礼拝が行われました。

  

そして第二部からは祝会です。キャンドルサービスや聖劇など、多くの素晴らしい演技を見せてくれました。

  


お昼を挟んで、午後からは第三部の開始です。

第三部のはじまりは年長さんの楽隊です。舞台裏から本番前をパチリ。
そしてお次は年中さんの『浦島太郎』です。ここが一番舞台裏の準備が大変とのことで、幕間の準備をお手伝いさせて頂きましたが、先生達の八面六臂の活躍にはびっくり! 子ども達の整理から、次の出し物の準備や片付け等……。運動会の時も感じましたが、先生もそして子ども達もずいぶんとレベルが高いなあと感心させられました。

  

そして最後は、園児のお母様方による合唱と先生方による踊りが披露されました。

子ども達にはお楽しみのサンタさんからのプレゼントが会場内で配られて、締めくくりはいつもの「お帰りのご挨拶」。こうして、9:30~15:00に亘る大クリスマス祝会の幕が閉じられました。

    

これほど大規模なクリスマス会は、なかなか経験出来ませんので貴重な経験となりました。

これだけの舞台で、演技をすることが出来た子ども達は、きっと大きな自信と勇気を身につけることが出来るのではないでしょうか。また、ルーテル幼稚園が、半世紀近くにわたって積み重ねてきた働きの、素晴らしい成果を垣間見させて頂く機会となりました。 今週の22日に二学期の終園式が行われます。先生方も大変お疲れ様でした。
今年も最後まで神様に守られ感謝!

「この道より 我を生かす道なし」 [宣教研修]

先週、ご自宅を訪問させて頂いた信徒の方から、メールを頂戴しました。
そのメールには武者小路実篤の次の言葉が記されていました。

   「 この道より、我を生かす道なし。道無きこの道を歩く。 」


  色々とお話しをする中で、私の献身への経緯などもお話しましたので、そのことを踏まえて
私にエールを贈って下さったのだと思います。感謝です。
武者小路は同じような内容で、もう一首遺しています。

   「 我が行く道に茨多し されど生命(いのち)の道は一つ 
                           この外に道なし この道を行く」


キリスト教の影響を大きく受けた武者小路の歌には、聖書の響きが聞こえて来ますね。
若い頃読んだ時とは、全く違う感慨を抱きながら、この歌を思い出させて下さったA兄に感謝!


九州学院の百周年記念行事に参加して [宣教研修]

先週は、九州学院の創立百周年記念行事に出席するために、木~土まで熊本に行ってきました。

熊本は9月以来、二ヶ月ぶりの訪問です。普段は大分・別府での研修ですが、様々な機会に熊本、宮崎、鹿児島、福岡とこれまで訪問することが出来ました。九州各地のルーテル教会の状況を知ることが出来、多くの兄姉との出会いが与えられ感謝です。(^^)



初日は先ず、ブラウンホールでの記念礼拝から始まりました。
司式は富島チャプレン。説教は九学出身の内海望先生でした。内海先生は私達夫婦が結婚した時の総会議長でしたが、わざわざお祝いのお手紙を頂いたことを覚えております。そのことも二日目の祝賀会でお会いした時にお話しし、お礼を改めて申し上げました。




二日目午前中は、熊本県劇場コンサートホールで記念式典及び記念講演会が開かれました。
これまで三万人を超える卒業生を輩出してきた同校は、列席者の顔ぶれなどを見ても、熊本での存在感が確かに感じられました。それだけでなく、ルーテル教会にとっても、多くの牧師を輩出してきた大切なインキュベーターの役割も担ってきたんだなあと実感しました。

記念講演会では、鎌田實先生が講演者として、九学健児達へ熱いメッセージを語ってくれました。生憎、先生の乗った飛行機のトラブルで到着が一時間以上遅れてやきもきしましたが、そのようなハプニングを忘れさせてくれるような豊かで深い内容でした。

締めくくりは、二日目の夜に行われた記念祝賀会でした。600名を超す人が集まり、これまでの百年の歩みに感謝しつつ、次の百年に向けての思いを新たにしました。

九学の記念行事は以上で終わりだったのですが、三日目の土曜日は九州教区で行っている九州セミナリオが行われたため、それに参加してから大分に戻ってきました。

今年のセミナリオは9月から11月迄連続三ヶ月、ルーテル神学校の鈴木浩先生をお招きしてのマルコ福音に関する学びでした。先生の著書『ガリラヤへ行け』をテキストに、今回は最終回ということもあり、いつもにもまして熱の入った講演を頂き、しばらく宣教研修で座学の場から離れていた私にとっても、み言葉の学びへの思いが揮い立たせられました。

日田ルーテル幼稚園の園舎改築上棟式 [宣教研修]

11月1日は日田ルーテル幼稚園の園舎改築の上棟式が行われました。

このブログでも紹介しましたように、8/19に起工式が行われ、無事にこれまでの工事が守られたことに感謝致します。この日は、先ず園のホールで収穫感謝礼拝が行われた後、園児達も全員園庭に出て上棟式に参加致しました。

お天気は秋晴れで暑いくらいの陽気で正に上棟式に相応しい日となりました。



子ども達のお楽しみは、最後の「餅まき」。

野村先生や園長先生、理事長、工事関係者の皆さんが建築中の建て屋に上って、そこから紅白のお餅をまいて、子ども達は嬉しそうに沢山拾っていました。





園舎は年末に完成予定とのことです。

残りの工事も事故がなく安全に完成することが出来ますように祈ります。
また、日田の地で、ルーテル幼稚園の「世の光、地の塩」としての働きが益々祝福されますように。

博多に行ってきました。 [宣教研修]

10月29日の土曜日は、午前にいつものように別府平和園の教会学校を終えてから、博多に半日のショートトリップをしてきました。

博多行きの主な理由は、夕方に開催される、日本ルーテル神学校とルーテル学院大学後援会の柱であります「北部九州地区拡大教会世話人会」への参加でした。

その夕方までの時間を活かして、先ずは博多駅のすぐ側にある「ライフセンター」を訪れ、数冊の本を購入。『弱さを絆に』は荒井献先生の奥様で、先日天に召された荒井英子先生の著書です。



さて、それからは小雨降る中、博多地区で最も旧いルーテル教会(宣教106年)の博多教会を見学させて頂きました。博多教会は現在、宮本新先生が牧会をされています。会堂にぴったりなパイプオルガンもフランスから移築したものとのことで、わたしがお邪魔した時に、丁度オルガニストの方が練習をなさっているところでした。



宮本先生は昨年、マーク・トムセンの『もうひとつの十字架の神学』の翻訳を出版され、アメリカでもご自分の論文である『Embodied Cross』を出版された、ルーテル教会の若手神学者です。





18時から始まった拡大世話人会ですが、博多、箱崎、聖ペテロ、二日市、福岡西、小倉の6教会から20名の方が参加され、東京からは大串肇先生と後援会副会長の小澤周司さんが来て下さいました。お二人から大学と神学校の現状説明とアピールが行われ、わたしも神学生として普段皆様から頂いている支援とお祈りに対して感謝の言葉を語らせて頂きました。

短い時間でしたが、お一人お一人のお席を回りながらご挨拶させて頂きましたが、逆に皆様方から期待のこもった温かい励ましを頂き感謝でした。また、宮崎で行われた九州教区の壮年会修養会に続いて、九州教区の皆さんと親しくなる機会となり本当に良い時を与えて頂きました。

世話人会終了後に、また大分まで電車で戻りましたが、部屋に着いたのは日付が変わる頃でした。

たった半日の博多行きでしたが、とても多くの励ましと元気を与えて頂いた次第です。

幼稚園礼拝 [宣教研修]

日田ルーテル幼稚園では、特に行事がない限り、毎週月曜に幼稚園礼拝を行っています。

場所は、幼稚園に隣接している日田ルーテル教会の礼拝堂です。

日田教会は今年、宣教開始101年目を迎えています。現在の礼拝堂は宣教百年を記念して献堂された記念会堂でもあります。女性の設計士さんが設計されたということもあり、日田の名産である木がふんだんに用いられ、随所に細やかな心遣いが伺える素敵な会堂です。

また、予算的には到底手が出せなかったパイプ・オルガンですが、これもまた神様からの贈り物とでも言うように、ルーテル宮崎教会のメンバーのものを安く譲って頂くことが出来たそうです。正に、この会堂に誂えたかのような素敵なオルガンです。(ちなみに下の写真で演奏されてるのは、ルーテル教会の引退教職の森部信先生です))



前置きが長くなりましたが、幼稚園礼拝は年長(ひかり組)さんと、年少・年中(ほし、うさぎ、ひよこ組)さんの二回に分けてそれぞれ三十分づつ行われます。

先生方の、普段のご指導が行き届いているのでしょうか、暗唱聖句や讃美歌そしてご挨拶などは、こちらが驚くほどに元気よくハッキリとしています。また牧師先生からのお話も十分ちょっとと少し長めですが、きちんと「お口はチャック、目は野村先生、手はお膝」のお約束を守りながら一所懸命に聴いているその姿は、キリスト教保育の可能性をまだまだ感じさせてくれます。



今朝は湯布院で最低気温が5度まで下がり、県内で最も冷え込んだ朝でした。日田の幼稚園の子ども達や先生達も結構風邪気味の方が多く見受けられました。今週はバス旅行や、パトリアでの発表等がありますので、みんな元気に過ごせますように。

第9回「祈りのコンサート・大分」 [宣教研修]

10/15の土曜日には、第9回目になる「祈りのコンサート・大分」がルーテル大分教会で開催されました。今回は合唱を中心に6組の出演者があり、ピアノやオカリナ・フルートの演奏も交えてのバラエティー豊かなコンサートとなりました。

先ずは、大分市内で超教派のキリスト教会のメンバーを中心に活動している「讃美歌・典礼聖歌を歌う会」が4曲を披露いたしました。恥ずかしながら私もベースとして出演致しました。この会は毎月二回練習会を開いており、ルーテル教会とカトリック教会を交互に会場としています。このような草の根的なエキュメニカル運動は本当に素晴らしいと思います。カトリックの典礼聖歌には本当に素晴らしい曲が沢山あり、霊的に豊かな思いにさせてくれます。

二番手は、今回のコンサートで八面六臂の活躍をして下さった、ピアニストの河野聡美さんによるピアノ独奏でバッハの「トッカータ ニ短調」。情感を込めながらも力強い演奏でした。
 

三番目には、吉良千春さんによるソプラノ独唱。アヴェ・マリア関連の3曲をすてきな歌声で聴かせて下さいました。


四番目には女性だけの合唱団「コールはなみずき」が五曲披露して下さいました。


そして五番目には、坪内千恵美さんによるオカリナとフルートによる演奏。優しい音色が会堂を包みました。


出演者による最後の演奏は、栗栖由美子さんによるソプラノ独唱で、バッハのロ短調ミサ曲とカンタータからの二曲を聴かせて下さいました。




そして最後には、観客の皆さんと一所に「故郷」を合唱して幕を閉じました。



今回は出演者が多かったこともあり、80名ほどの参加と総額十万千円という多額の義援金を集めることが出来ました。ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。

次回は10/30(日)の18:00開演で声楽とJazzの二部構成で行われます。出演者は草津小百合(ソプラノ)、難波研一(カウンターテナー)、クロミイ(ボーカリスト)、遠藤綾子(ピアノ)の皆さんです。是非お出かけ下さい。

感動的な運動会でした [宣教研修]

10/08は好天に恵まれ、まさに運動会日和でした。
朝の7時に大分を出て、高速で日田に向かいましたが、途中に幻想的な湯布院の朝霧も見ることも出来ました。
日田ルーテル幼稚園の運動会は今年が第59回目ということで、「大運動会」というにふさわしい素晴らしいものでした。
時間は9:00~14:30と長時間に及びましたが、園児達も元気に最後まで、これまでの練習の成果を発揮してくれました。
今回は翌日の礼拝奉仕のために着てきたスーツ姿という、運動会にそぐわない格好での観戦となりましたが、本部席に座らせて頂き、ゆっくりと子ども達の勇姿を見ることが出来ました。

うちの娘の幼稚園の運動会を思い出しながら見ていましたが、3歳児などは、本当にこの4月迄甘えんぼで泣き虫だったであろうに、運動会ではそのような姿も見せずに、真剣に取り組んでいる姿には、親でなくても涙が出てきそうになりますね。また年長さんは、よくこれだけのことを短期間に覚えられたなあと感心するほどに、多くの素晴らしい演技や競技を見せてくれました。こちらはこちらで、この成長した子ども達の姿を見ると、やはりこみ上げてくるものがありますね。

このように、全体を通してとても感動的な運動会だったのですが、私が一番感動したのは、プログラムが終了し、子ども達一人一人の首に、金メダルを担任の先生方がかけてあげる場面でした。金メダルをかけてあげる幼稚園は多いと思います。私の娘の幼稚園もそうでした。しかし、ルーテル幼稚園では、その後に先生が一人一人に心からの声をかけながらをぎゅっと抱きしめてあげている姿でした。後で園長先生にお聞きしたら、いつ頃からか自然にそのようにするようになったとのことでしたが、とてもキリスト教保育を体現している素晴らしい光景でした。神様は、このように私達一人一人をぎゅっと抱きしめて下さっている、そのような体験が、これから大きくなり苦労の多い人生に旅立っていく子ども達の魂を根底で支えてくれると思うのです。児童精神医の佐々木正美先生が語られていた「根拠のない自信」とは、このようなところから生まれるのでしょう。学業や仕事、資格、知識、経験、スキルそのようなものは「根拠のある自信」を作ってくれますし、大切なものです。しかし、「根拠のある自信」はいつか必ず挫折する時が来ます。病気や失業、離別や死といったものは、自分で積み重ねてきたものを、積木崩しのように崩し去ります。そのような絶望しそうな時に、しかし、あなたは生かされている。あなたを愛してやまないお方がいる。あなたは大丈夫だ。そう語り抱きしめて下さる方がいることを知っていることこそが、本当に人生を生き抜いていく力を与えてくれるのです。信仰とは、そのような「(自分には)根拠のない自信」を持つことが許されているという、喜びのメッセージです。このようなことを考えさせてくれた、日田ルーテル幼稚園の運動会に改めて感謝したいと思います。そして何よりも、そのように私達を守り支えて下さっている神様に感謝です!

前回、黙想の一部をご紹介しましたが、昨日行った説教原稿をアップしました。宜しかったらご一読下さい。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/ayutaro/Message20111009.pdf


第8回「祈りのコンサート・大分」 [宣教研修]

10月は「祈りのコンサート・大分」が10/1、10/15、10/30と隔週で3回も開催され大忙しです。

10/1は「ルネッサンスの合唱とリュート音楽」というテーマで行われました。合唱はプロ・ムジカ・アンティカの皆さん、そしてリュートは園本厚さんです。

プロ・ムジカ・アンティカの皆さんは、ルネッサンス期の音楽を中心に活動されているグループで、大分教会の音響と相俟って、心癒される素晴らしい合唱でした。



リュートを演奏された園本さんは、本業は農業家ということで、その合間に古楽器を自作されているとお聞きしてびっくり! 今回、演奏して下さったリュートも自作で、なんと弦は釣り糸を用いておられると聞いて、またまたびっくり。他の人のブログに園本さんのことが載っていますので、興味のある方はどうぞご覧下さい。



九州教区壮年会修養会に参加して [宣教研修]

九州セミナリオに続いて、先週は9/22(木)~23(金)と九州教区壮年会の総会と修養会に参加することが出来ました。会場は宮崎教会です。

大分と宮崎は隣県ですが、高速道路が繋がっていないことから約200kmの距離を片道4時間半かけて行ってきました。宮崎は高速道路も新幹線もなく、高速輸送網から隔絶されていることもあるのでしょうか。おおらかでゆっくりとした時間に満たされている土地に感じました。笑えたのは道路の電光掲示板に「てげてげ運転追放」と出ていたことです。「てげてげ」とは「ていげい」、つまりいい加減という意味の方言と思われますが、正しくそのような感じのドライバーを数多く見かけました(^_^)。

一日目は夕方に開会礼拝をもって始まり、壮年会総会と懇親会が行われました。二日目はホテルから宮崎教会に移動し宮崎ゆかりの「伊東マンショ」についての講演を聞き、午後から伊東マンショゆかりのお寺を訪問しました。下の写真は宮崎教会で撮した記念写真です。壮年会が元気なのは嬉しいですね。女性会のパワーに負けないよう私も頑張りたいと思います。



また宮崎教会は、立派なパイプオルガンが設置されています。お聞きしたら、このオルガンの音響に相応しい会堂設計をされたとのこと。なるほど、素晴らしい音がするわけですね。
     




最後の写真は、右から宮崎教会の木下理先生、鹿児島・阿久根教会の小山茂先生との記念の一枚です。三人とも壮年期に献身の志を与えられた仲間でもあります。感謝!

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