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勇気を与えてくれる「アンパンマン・マーチ」 [震災関連]

TVやラジオでも報道されていますが、アンパンマン・マーチが日本中の子ども、そして大人に勇気を与えてくれています。うちの娘も小2までは大好きで、毎日見ていたのを思い出します。 

  

  そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
  たとえ 胸の傷がいたんでも

  なんのためにうまれて なにをして 生きるのか
  こたえられないなんて そんなのは いやだ!
  今を生きる ことで 熱い こころ 燃える
  だから 君は いくんだ ほほえんで
  そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
  たとえ 胸の傷がいたんでも

下の写真は、娘が3歳の時のものです。アンパンマンのマントをつけてもらってご機嫌になっているところです。

 

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佐川が仙台市内への宅配開始しました [震災関連]

今日から佐川急便が、仙台市内への宅配を開始しました。

それを聞いて、中々食料が手に入らないでいる仙台の両親と妹家族宛に、荷物を送ろうと思い、早速、午前中に業務用スーパーと生協をハシゴして、日持ちしそうな食材を買ってきました。

相変わらず空の棚が目立ちましたが、あるものからそれなりに何とか求めることが出来ました。

佐川に聞いたら、集荷は何時になるか分からないとのことだったので、荷造りをして、20数kgと詰め込んだ段ボールを、ママチャリの荷台にゴムで結わえて、妻と二人がかりで、近くの佐川急便に持ち込むことにしました。

と、そこまでは良かったのですが、二人とも送り先の住所を控えて来なかったため、佐川に着いてから、携帯で住所を聞くというお間抜けな夫婦を演じた次第です。(^^

ルーテル教会の救援情報ブログ「ルーテルとなりびと」を見ますと、午前中には仙台の鶴ヶ谷教会に先遣隊が到着したとのことです。また藤井先生の元気そうな写真も載っていて安心いたしました。先遣隊の先生方のお働きが守られますよう祈ります。

また、こちらから荷物を送ったのに対して、逆に、妻の実家からも我が家に荷物が届きました。娘が柑橘類が大好きなので、いつも送って下さるのです。今回はその中に、「因島のはっさくゼリー」なるものも入っておりました。このイラストがユーモラスだったので、思わず写真を撮ってしまいました。お味は甘さが抑えられていて、大人が食べてもおいしいデザートです。




タグ:震災 仙台 宅配

Google Map 「宗教者災害救援マップ」 [震災関連]

Facebookに李先生からの書き込みがあり、Google Mapが提供している、下記のような「宗教者災害救援マップ」があることを知りました。
現在のところ、教会は日本キリスト教団関係だけですが各教会の被害状況や何を今必要としているかが分かります。

http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&msa=0&ll=39.571822%2C141.657715&spn=8.583506%2C15.095215&z=6&brcurrent=3%2C0x34674e0fd77f192f%3A0xf54275d47c665244%2C1&msid=207708589732171215361.00049ebdb97b84f5bd1b0


救援物資調達にみるプロの手腕 [震災関連]

 今日は妻と一緒に、錦糸町の近くにある聖パウロ教会の松木牧師夫妻を訪ねてきました。

 松木先生とは妻の母教会である福山教会の牧会されていたことが縁で、先日の教区総会でお招きを頂いたので、早速お訪ねした次第です。先生の初任地が、今度私が宣教研修で行く別府教会だった、ということをお聞きして、その当時の色々なお話しをお聞きすることが出来ました。

 ところで、松木先生は知る人ぞ知る行動派の面を持っておられ、「わかちあいプロジェクト」の代表もされています(http://www.wakachiai.com/index.html)。このプロジェクトは教会の活動とは独立した働きで、フェアトレード・難民支援・自立支援を支援の柱として活動しているNGOです。

 そこで直接、支援している産地との直接取引などを手がけておられることもあり、貿易や物品の大量物流についての経験も持っておられます。今回の震災にあたっても、さっそく「わかちあいプロジェクト」でも呼びかけを行い、日増しに募金が集まっているとのことです。

 またその手腕を活用して、今回のルーテル教会での救援物資の調達にも協力されています。米などはこれまでの取引経験を活かしてイオンと交渉し、10t確保できたそうです(゜Д゜)。また野菜が不足していることを受けてパックの野菜ジュースを三千本確保されたそうです。

 皆さんから寄せられる物資を、いかに被災者の手元に迅速に届けるかが、次に大切な問題ですが、その辺も実際に運送業者の方に教会に来てもらい、午後から打ち合わせをしておられました。

 危機管理というのももちろん大切ですが、所詮、想定の範囲を出ません。やはり経験のあるプロとの違いはこういうところに出るのだなあと感心した次第です。
ルーテル教会での支援の状況については、ブログ「ルーテルとなりびと」(http://lutheran-tonaribito.blogspot.com/)によって逐一情報が流れていますので、そちらもご確認下さい。


教区総会で救援対策が協議されました [震災関連]

東京は一日雨となりました。

今日は東教区の教区総会が東京教会で行われました。冒頭に退職教職及び着任教職の紹介がありました。退職は1名。着任は宣教師を含め5名が紹介されました。下の写真は着任の挨拶をしている様子です。
 



今回は特に、東北関東大震災への救援活動についての方向性、具体策の説明などが急遽盛り込まれました。教区だけでなく日本福音ルーテル教会全体、他のルーテル各教派、アメリカのELCA、世界組織のLWF等グローバルなネットワークが一体となって、今回の救援支援を行うことが確認されました。



仙台には、カトリックも含め超教派のキリスト教会で組織している「仙台キリスト教連合」があります。ルーテルの枠を超えて、そういったエキュメニカルな関係を活かし、本当に支援を必要とされている方々へ手を差し伸べることが出来ればと個人的には願っています。

 ELCAからはフランクリン石田先生が参加されましたが、既にELCAでは20万ドル以上の募金が寄せられているそうです。そして何よりも、被災者の皆様の痛み・悲しみに「同伴」することをコミットされていました。言い換えれば海の向こう側で多くの兄弟姉妹が「共苦コンパッション」を担って祈って下さっているということだと思います。 

また、先日行った連祷に続き、四旬節の間を通して、毎週の主日に全教会が一致して祈るための「特別の祈り」を各教区が持ち回りで作成するということも報告がありました。成文祈祷を用いることはルーテル教会の特徴ですが、このように心を合わせて祈ることで、その良さを実感しているところです。また、ノベナの祈りのように継続して祈ることの重要性も感じているところです。


震災情報ブログ 『ルーテルとなりびと』 [震災関連]

 震災後、二度目の日曜日となる四旬節第二主日の今日、全国の日本福音ルーテル教会では、昨日掲載した連祷を心を合わせて祈りました。
 
この連祷は英訳されて、アメリカのルーテル教会(Evangerical Lutheran Church in America 略称ELCA)の礼拝でも祈られるとのことです。ELCAHPでは、この連祷の他にも、今回の震災を覚えての祈りが幾つか掲載されており、被災者の痛みに連帯しようとして下さっています。ルーテル世界連盟(LWF)からは災害救援の専門家が派遣され、今週23日から4名の牧師先生方と支援物資をもって現地入りされる予定です。

 また、震災及び救援情報を効率的に周知するために、震災情報ブログ『ルーテルとなりびと』が設立されています。このブログでは、被災地の状況や、救援活動の進捗、各国からのお見舞い・支援の申し出などの情報が掲載されています。救援物資の送付先や送付可能な物品についての説明もありますので、是非ご協力をお願い致します。(http://lutheran-tonaribito.blogspot.com/

 ところで明日は、このような状況の中でも、年に一度の東教区の定期総会が予定通り行われます。
今回は議事内容を大きく変更して、震災援助について協議がなされるとのことです。明日の総会の上に、そして集まってこられる皆様の上に、主の守りと導きがあるよう祈ります。私も明日は、神学生として色々と裏方仕事をお手伝いしに行く予定です。


 最後に、最近写真をあまりアップしてないので、今日は武蔵野教会の聖書朗読台のお花を掲載します。
四旬節の典礼色にあわせて、紫の花が用いられています。お聞きしたところでは、受難週に向かって、毎週少しづつ紫の色を増やしていくのだそうです。お花を活けて下さる姉妹達も、様々なことを配慮して活けて下さっているのだなあと感服した次第です。


「ノベナの祈り」祈りによる支援 [震災関連]

上智大学に行っている友人から、お昼前に掲題に関するメールを頂きました。

イエズス会の英隆一朗神父からの提案だそうです。祈りの意向は次の3つです。

① 被災者への支援が十分に行き渡りますように
② 亡くなられた方の永遠の安息
③ 原発の事故の被害が最小限に抑えられ、無事に収束していくように 

「ノベナ」とはラテン語で「9つ」を意味する言葉で、「ノベナの祈り」とは、9日間の連続して行われる祈りのことです。この祈りの原点は、主イエス昇天の翌日から9日間、聖霊降臨を祈りをもって準備した弟子たちに倣ってのことだと言われています。

前の投稿記事に、「神学校交流プログラム」のことを書きましたが、その会場は鎌倉にある「イエズス会鎌倉黙想の家」で行われる予定でした。この黙想の家の神父さんが、英隆一朗神父さんだったので、不思議な思いでこのメールを受け取らせて頂いた次第です。

詳細は、黙想の家のホームページhttp://mokusou-in-kamakura.info/archives/473
にありますので是非アクセスしてみて下さい。

祈りをあわせると言っても、なかなか難しいことですので、このように具体的な提案をして頂くと、心を合わせやすいですね。カトリック教会の祈り(霊性)の深さから来る良さだと思います。


緊急対策本部が設置されました [震災関連]

日本福音ルーテル教会(JELC)は東教区と共同で3/14(月)に緊急対策本部を設置し、救援活動を開始したとの連絡が届きました。総会副議長を本部長として、事務局長、東教区関係者、JELA関係者で構成されているそうです。

現時点での具体的内容は
① 緊急支援募金の呼びかけ(JELC連帯献金)
 現地調査
 礼拝で共に祈る
 国内外への情報提供
⑤ 救援活動(他教派とも協力)等が行われています。

④としてはルーテル世界連盟(LWF)を通じて各国への緊急ニュースが出されています。

JELCの仙台市内にある二つの教会及び保育園は人も建物も無事でしたが、 聖公会東北教区では大きな被害を受けたそうです。またカトリック教会では一人司祭が亡くなられたとのことです。覚えてお祈り下さい。

 


礼拝堂に避難されている近隣住民の皆さん [震災関連]

先ほど、仙台教会のメンバーで東北学院大学工学部(宮城県多賀城市)にお勤めのN兄から、大学の様子を写真で送って頂きました。工学部は仙台港に近い場所にありますが、高台に位置しており、津波等の被害に遭わずにすみました。キャンパス内にある礼拝堂が近隣住民の皆さんにも開放されており、帰宅できずにいる学生達含めて、皆さん避難されているとのことです。暖房や食事など、十分には行き渡っていないのではと案じられます。
東京では食料品だけでなく、ティッシュ、トイレットペーパー、紙おむつ類が買い占められている状態です。そのため被災地への優先的供給もままならない状態と聞いています。こういう時こそ、都知事たる者、「我欲」に走らず愛の連帯を訴えるべきではないでしょうか。
これから、被災地では寒さが厳しくなるとの予報です。どうか、皆さんのこころと体が守られますように!



その後の状況 [震災関連]

 今朝、私のもとの職場の同僚と連絡が取れました。彼女は、地震直後に会社を出てすぐに子どもを預けている保育所に向かったそうです。津波にあうギリギリで難を逃れたのことです。会社に取り残されていた1,200名の従業員とご近所の方も、昨日の朝に無事全員避難出来たそうです。

 また私の仙台の家のご近所の方とも連絡がとれましたが、その方のお宅を含め、その周辺は地盤が変形し、倒壊の恐れがあるほどのダメージを受けて、住めない状態だそうです。私の家は今借家として貸していますが、そちらの状況まではまだ分かっていません。。。。。私の家は、土を掘るとすぐに岩盤にぶち当たるほどでしたので、地盤はしっかりしていると思うのですが、法面に接しているので崖崩れなどが心配です。

 今日は午後4:30から東教区宣教ビジョンセンター主催で「次期方策に関する研究」会の第1回目が行われます。テーマは「過去の方策の検証 -アスマラからPM21 まで」という内容で池袋教会であります。当初は私も参加予定でしたが、今日は都内も計画停電の影響で交通網も不安定なこともあり、自宅で待機することにしました。そして、この研究会に先立って3時からは、東教区、本教会、JELAのメンバが集まって、今回の震災に対する救済支援に対する臨時常議委員会が行われます。どうか集まってこられる先生方の上にお守りがありますように祈ります。

 このように考えると、昨日の聖日は都内も停電もなく、交通網も大丈夫だったのが、不思議なくらいです。仙台では大変な状況の中、藤井先生によって仙台、鶴ヶ谷の両教会の礼拝が守られたことを神様に感謝いたします。被災地にある多くの教会が、それぞれの地域にあって、世の光となり復興の希望となれるように、神様のみ助けを心から願います。

 


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