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救援物資調達にみるプロの手腕 [震災関連]

 今日は妻と一緒に、錦糸町の近くにある聖パウロ教会の松木牧師夫妻を訪ねてきました。

 松木先生とは妻の母教会である福山教会の牧会されていたことが縁で、先日の教区総会でお招きを頂いたので、早速お訪ねした次第です。先生の初任地が、今度私が宣教研修で行く別府教会だった、ということをお聞きして、その当時の色々なお話しをお聞きすることが出来ました。

 ところで、松木先生は知る人ぞ知る行動派の面を持っておられ、「わかちあいプロジェクト」の代表もされています(http://www.wakachiai.com/index.html)。このプロジェクトは教会の活動とは独立した働きで、フェアトレード・難民支援・自立支援を支援の柱として活動しているNGOです。

 そこで直接、支援している産地との直接取引などを手がけておられることもあり、貿易や物品の大量物流についての経験も持っておられます。今回の震災にあたっても、さっそく「わかちあいプロジェクト」でも呼びかけを行い、日増しに募金が集まっているとのことです。

 またその手腕を活用して、今回のルーテル教会での救援物資の調達にも協力されています。米などはこれまでの取引経験を活かしてイオンと交渉し、10t確保できたそうです(゜Д゜)。また野菜が不足していることを受けてパックの野菜ジュースを三千本確保されたそうです。

 皆さんから寄せられる物資を、いかに被災者の手元に迅速に届けるかが、次に大切な問題ですが、その辺も実際に運送業者の方に教会に来てもらい、午後から打ち合わせをしておられました。

 危機管理というのももちろん大切ですが、所詮、想定の範囲を出ません。やはり経験のあるプロとの違いはこういうところに出るのだなあと感心した次第です。
ルーテル教会での支援の状況については、ブログ「ルーテルとなりびと」(http://lutheran-tonaribito.blogspot.com/)によって逐一情報が流れていますので、そちらもご確認下さい。


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