「アウシュビッツ」を知らないドイツの若者 [雑記]
ドイツの若者の20%がアウシュビッツを知らないという、驚きのニュース。
戦後70年近く経てば、仕方がない気もするが、日本の戦争責任の受け止め方の浅薄さと違って、ドイツは自虐的なまでに戦争責任に拘り続けてきただけに、このニュースは重い。。。
翻って日本の若者は、ヒロシマ、ナガサキは知っているだろうが、自国が犯した戦争の実態を余りにも知らなすぎるのではないだろうか。西ドイツのヴァイツゼッカー元大統領が「荒野の四十年」と題して語ったように、「過去に目を閉ざす者は、結局のところ現在にも盲目となる」のではないだろうか。
今回のフクシマも、ヒロシマ、ナガサキを真摯に受け止めていたならば、このような惨事を生み出さなかったであろう。これは明らかに人災である。
問題はこれからであろう。フクシマを徹底的に検証することが、第二のフクシマを生み出さない唯一の道なのだから。
2012-01-26 13:33
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0