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朝日新聞 『一緒に傷つき生まれる絆』 [震災関連]

今朝の朝日新聞のオピニオン欄に奥田知志さんのコラムが載っていました。

奥田さんは牧師であり、NPO法人北九州ホームレス支援機構理事長の責任も負っていらっしゃいます。
ホームレス支援の活動などはNHKの番組でも放映されたことがありましたし、先日の「孤族」の特番にも出演されていたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

朝刊のコラムの題は『一緒に傷つき生まれる絆』です。
この中から、心に響いた部分を抜粋して紹介いたします。

「息の長い支援で絆をつむいでいきたい。ただ支援の場では生身の人間のぶつかりあいが起こり、お互い少なからず傷つくことがある。裏切られウソをつかれることがあった。こちらが逃げ出すこともあった。長年の支援の現場で確認したことは、絆には「傷」が含まれているという事実だ。

「人の支援は、一人で支えようとしてもつぶれることを知っている弱い人達が、それでも「何かやってみよう」と集まり、チームをつくることで成り立っている。いわば「人が健全に傷つくための仕組み」なのだ。」

「いま未曾有の事態を前に、私たちの前には二つの道がある。傷つくことを恐れて出会いを避けるか、それとも顔を見せて相手に寄り添い、傷ついても倒れない仕組みをつくるかだ。」

以上の内容は、東京版であれば13頁に記載されていますので、朝日新聞をお読みの方は是非全文をご覧下さい。


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