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2月に読んだ本 [読書]

いよいよ3月に入りました。

昨日は東京でも大雪?が降って、交通麻痺が多発しました。
私は特に外出する用件もなかったため、家でゆっくりと雪見しながら過ごすことが出来ました。
それでも午後には妻と二人で、久しぶりの雪かきをするほど積もりました。昨日は子ども達が皆、公園で雪遊びなどをしていたため、愛犬家たちが公園に入れなかったそうです。犬も子どもも、雪の中を思いっきり駆け回りたいですよね(^_^)。

さて、以下は先月に読んだ本です。先月は谷川俊太郎さんの詩集と竹内敏晴さんの「ことば」に関する本を集中して読んだ気がします。共に「ことば」の達人ですね。


2月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:3743ページ
ナイス数:25ナイス



いしっころ―谷川俊太郎詩集 (美しい日本の詩歌)いしっころ―谷川俊太郎詩集 (美しい日本の詩歌)
音読すると、ことばのおもしろさが際立ってくる。書き言葉が主流になっている現代だけに、元来ことばとは声を媒介にしていたということを忘れがちではなかろうか。
読了日:02月28日 著者:谷川 俊太郎,中山 智介

待ち望むということ待ち望むということ
いいです、これは。
読了日:02月27日 著者:ヘンリ・ナウエン

死に方上手―いのちの対話 (岩波ブックレット)死に方上手―いのちの対話 (岩波ブックレット)
対談なので系統立った話と言うよりは、ゲストの個人的経験に基づいた話がぽんぽん出て来る。逆にそこが下手な「議論」よりも説得力があり頷かせられる理由であろう。
読了日:02月27日 著者:鎌田 實,嵐山 光三郎,加藤 登紀子,村上 信夫,山折 哲雄

聖書を読んだサムライたち もうひとつの幕末維新史聖書を読んだサムライたち もうひとつの幕末維新史
明治初期の著名なキリスト者の意外な側面を知ることが出来た好著。薄いのですぐ読める。
読了日:02月25日 著者:守部喜雅

きみはなまいきなかみさまだ―谷川俊太郎と子どもたち (子どもの詩の絵本)きみはなまいきなかみさまだ―谷川俊太郎と子どもたち (子どもの詩の絵本)
小学生が画いた絵を見て、他の小学生が詩をつけたもの。なかなかおもしろい。さすがは谷川俊太郎
読了日:02月25日 著者:谷川 俊太郎,東京都図画工作研究会

いのり―聖なる場所いのり―聖なる場所
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンズー教などの有名な寺院が、すてきなイラストと共に紹介されている。写真でなくイラストなのが良い。宗教は異なれど「聖なる場所」に対する畏敬の念があふれている。
読了日:02月25日 著者:フィリモン スタージス

静まりから生まれるもの ー信仰生活についての三つの霊想ー静まりから生まれるもの ー信仰生活についての三つの霊想ー
ナウエンらしい、心に沁みいるような黙想三篇。
読了日:02月23日 著者:ヘンリ・ナウエン

まど・みちお全詩集まど・みちお全詩集
ひとつひとつが、「まど・みちお」の世界ですね。今回は『アリ』を探すために読みました。
読了日:02月23日 著者:まど みちお

うさぎの心理がわかる本うさぎの心理がわかる本
うちのウサギの気持ちが少し分かるようになりました。
読了日:02月23日 著者:大野 瑞絵,鈴木 理恵

「からだ」と「ことば」のレッスン (講談社現代新書)「からだ」と「ことば」のレッスン (講談社現代新書)
竹内氏の著作を続けて読んで三冊目。具体的なレッスン風景が満載。
読了日:02月23日 著者:竹内 敏晴

ことばが劈(ひら)かれるとき (ちくま文庫)ことばが劈(ひら)かれるとき (ちくま文庫)
何より書名が素晴らしい。内容については、先に『声が生まれる』を読んだので、多少インパクトは下がったものの、この本が70年代に出た意義は大きかったし、「ことば」が人格性を失いつつある現代において、ますますその重要性が高まっている。人を動かす「ことば」に従事しようとする自分自身にとって、本書は貴重な経験となった。
読了日:02月22日 著者:竹内 敏晴

声が生まれる―聞く力・話す力 (中公新書)声が生まれる―聞く力・話す力 (中公新書)
目から鱗。いかにこれまで言葉をおざなりに使ってきたかを猛省。「『話す』とは、声によって人に働きかけ、相手の行動=存在の仕方を変えること」という言葉は、まさに説教に当てはまる要諦。この書に出会えたことに感謝。
読了日:02月21日 著者:竹内 敏晴

“「信仰」という名の虐待”からの回復 (21世紀ブックレット)“「信仰」という名の虐待”からの回復 (21世紀ブックレット)
前編の前に、後編である本書を読んでしまった。タイトルから想像した通りの内容。牧師によるパワーハラスメントやセクシャルハラスメントの危険性を改めて認識。
読了日:02月21日 著者:パスカル・ズィヴィー

太宰治ADHD(注意欠陥・多動性障害)説―医師の読み解く「100年の謎」太宰治ADHD(注意欠陥・多動性障害)説―医師の読み解く「100年の謎」
「病跡学」という言葉を初めて知った。著者は医師としての目と、キリスト者の目という複眼的思考で太宰を捉え直そうとしている。キリスト者としての視点に関しては、著者自身がキリスト教信仰をお持ちなのかは判らないが、菊田義孝氏という太宰と著者を結ぶ媒介を通しての見解が目だった。私自身も菊田氏を知っているだけに、興味深く読むことが出来た。
読了日:02月21日 著者:富永 國比古

結婚の障害―愛による連帯を求めて (1970年)結婚の障害―愛による連帯を求めて (1970年)
素晴らしい人間理解。結婚生活の節目節目で読み直したくなる一冊。これから結婚する方へのプレゼントにも好適。
読了日:02月18日 著者:ポール・トゥルニエ

生きる意味―来日講演集生きる意味―来日講演集
真に「実存的」な言葉である。『生きる意味』を求め続けた者のみが語りうる温かさと励ましに満ちたメッセージ集。
読了日:02月17日 著者:ポール・トゥルニエ

人が共に生きる条件―説教・奨励集人が共に生きる条件―説教・奨励集
久しぶりの並木先生の説教集。今回も目が開かれる箇所がいくつもありました。カインとアベルに関するものも三本あり、同じ主題による変奏を楽しむことが出来ました。
読了日:02月12日 著者:並木 浩一

出来事の言葉・説教出来事の言葉・説教
加藤先生の説教論の遺言みたいな情熱を感じました。
読了日:02月12日 著者:加藤 常昭

トゥルニエを読む(上) ーキリスト者の成長と成熟ートゥルニエを読む(上) ーキリスト者の成長と成熟ー
トゥルニエのエッセンス、魅力を紹介してくれる好著。工藤先生がいかに惚れ込んでいるかが伝わって来ると共に、既成概念化した信仰に対する警鐘でもある。
読了日:02月11日 著者:工藤 信夫



2012年2月の読書メーターまとめ詳細

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