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7月に読んだ本 [読書]

もう8月も半ばになろうとしていますが、7月に読んだ本をご紹介します。

7月は前半は宣教研修前でレポートや引っ越しの準備で忙しく過ごしました。
後半は大分に来て、新しい生活環境の整備や教会のリズムに慣れることが最優先だったので、あまり読書は出来ずじまいでした。

ところで、別府にある児童養護施設「平和園」は、熊本の慈愛園を創設したモード・パウラス先生が、慈愛園の分園として当初作られ、それが独立して現在に至っています。平和園の近藤功園長から、ルーテルの福祉事業を学ぶために四冊貸して頂き、最初に読んだ二冊が、「くるみの実のなるころ」と「愛と福祉のはざまで」です。「くるみ」の方は潮谷先生が書かれたパウラス先生の伝記です。一方、「愛と福祉」の方はパウラス先生自身が晩年に書かれた自伝ですが、題名にあるように愛と福祉のはざまで葛藤された軌跡を、率直に語っておられ、とても感銘を受けた一冊です。どちらも絶版で入手出来ないのが残念です。

7月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2039ページ
ナイス数:2ナイス



愛と福祉のはざまに (1979年)愛と福祉のはざまに (1979年)
読了日:07月29日 著者:モード・パウラス

くるみの実のなるころくるみの実のなるころ
読了日:07月28日 著者:潮谷總一郎

ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)
対談形式でおもしろい読み物になっているが、細かい部分で誤解している箇所が多い気がした。断定的な物言いで読者にスッキリ感を与えようとして短絡化した部分が目立った。しかし、ユニークな視点もあり教えられる部分も多かった。
読了日:07月18日 著者:橋爪 大三郎,大澤 真幸

Small Man of NanatakiSmall Man of Nanataki
ルーテル教会牧師であった「アンクル・ジョン」こと渡辺潔師が、太平洋戦争時に行った人道的支援の記録。自費出版された日本語版で読んだ。
読了日:07月12日 著者:Liam Nolan

聖書におけるスピリチュアリティー・スピリチュアルケア (キリスト教カウンセリング講座ブックレット)聖書におけるスピリチュアリティー・スピリチュアルケア (キリスト教カウンセリング講座ブックレット)
敬愛する二人の師による知恵が濃縮されていました。
読了日:07月08日 著者:賀来 周一,大柴 譲治

地の基は震え動く地の基は震え動く
読了日:07月07日 著者:パウル・ティリッヒ

ルター著作集〈第2集 第11巻〉ガラテヤ大講解 (1985年)ルター著作集〈第2集 第11巻〉ガラテヤ大講解 (1985年)
やっぱり、ルターのガラテヤ書はいい。
読了日:07月06日 著者:



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コメント 3

永吉穂高

パウラス女史についての二冊は、
慈愛園の本部に言えば譲っていただけそうですが、如何致しますか?
by 永吉穂高 (2011-08-13 21:08) 

ヨシ

もし可能でしたらお願いします。穂高君ももう読みましたか?
by ヨシ (2011-08-13 22:15) 

永吉穂高

はい、読みました。では、ご住所をメールかなにかで、お伝え下さい。
by 永吉穂高 (2011-08-15 21:20) 

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