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震災から三週目の特別の祈り [震災関連]

今日は実習先の武蔵野教会から春休みを頂きました。

計画では、娘の小学校が春休みになるのを待って、妻の実家の福山に家族で帰省する予定でした。しかし、今回の震災を受けて帰省を取りやめて待機していたところで、明日の救援物資運搬ボランティアの話が来た次第です。

 折角の休暇なので、前から一度訪問したかったルーテル池袋教会の礼拝に、今日は参加させて頂きました。礼拝は10:30からですが、礼拝前の10:15から祈りの時が持たれており、心を静めるとても良い時間だと感じました。下の写真は池袋教会の聖壇とお花です。

礼拝では、今週も全国のルーテル教会で共通の連祷が行われました。
四旬節第
3主日となった、今週の祈りは北海道特別教区によるものです。

 司式:私たちのうちにおられ、今も生きて働いて下さる神様。私たちは今、あなたの憐れみと愛に信頼して全国の兄弟姉妹と共に祈りを捧げます。神様、311日の大地震によって多くの尊い命があなたの御許に召されました。地震、津波で亡くなられた方々が神様の憐れみの御手の中にありますように。また、大切な人を亡くした方々の悲しみをあなたが慰めてください。
会衆:主よ、聞いてください。
 

司式:このような大惨事において、多くの人の命を救って下さり感謝いたします。被災地では困難な生活が続いています。どうか、被災された方々の傷ついた心と体と生活が癒され、一日も早く立ち直ることができますように。
会衆:主よ、聞いて下さい。
 

司式:被災地に親族や友人、関係者が住んでいて、安否の確認がとれず、不安の内に過ごしておられる方々を憶えます。神様、どうかその方の不安と寄り添って下さい。また、その不安な思いを分かち合い、祈り合う隣人をお与え下さい。
会衆:主よ、聞いて下さい。

司式:余震の続く中で救援活動をしておられるすべての方々をお守り下さい。また、自らも被災しながら、他者のために尽くす人々の姿に励まされています。どうか、日本中が力を合わせ、心を合わせてこの試練を乗り越えてゆくことが出来ますように。
会衆:主よ、聞いて下さい。

 司式:福島原子力発電所の事故が私たちの生活に様々な影響を及ぼしています。大地や水、空気が汚染され、そこに住む人々と生き物たちに深刻な影響を与えています。どうか、これ以上、被害が広まりませんように。多くの犠牲と痛みを経験した私たちが、このことを教訓にして、これからの日本のエネルギー政策の在り方を見直し、あなたから与えられた知性を安全なエネルギーを開発していくことに用いていくことができますように。
会衆:主よ、聞いて下さい。
 

司式:仙台・鶴ヶ谷地区に、全国の教会から集められた救援物資が運ばれ、同時に牧師が派遣されました。現地の必要を汲み取り、素早く的確な援助をするための情報を集めることができますように。また、その安全をお守りください。そして、全国の教会の私たちが心を一つに合わせ、今、自分にできる最善のものを捧げ、支援を息長く続けていくことができますように。助け合うこと、つながることの大切さを学び、神の愛を体験することができますように。言い尽くせぬ願いと祈りを、全国の教会の兄弟姉妹の祈りにあわせて、主イエス・キリストの御名によって祈ります。
会衆:アーメン
 

 


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カズヤ

ブログの新着記事で見つけて、初めて訪問いたしました。
被災地のことを祈る気持ちは、どこの教会でも同じだと感じました。
皆様と一緒に、被災地の方々のために心から祈ります。
神様が私たちの祈りを聞いてくださいますように・・・。
by カズヤ (2011-03-27 16:36) 

ヨシ

カズヤさま
訪問頂き、コメントまで頂きありがとうございます。
今回の震災は丁度、四旬節(受難節)に合わせるかのように起きました。
ルーテル教会では、四旬節の間、全国の教会で同じ連祷を行い、祈りにおいて心を合わせていきたいと考えています。
救援作業についても、超教派的に力を合わせて進め始めているところです。共にそれぞれの場で祈ってまいりましょう。

by ヨシ (2011-03-27 18:03) 

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